エイプリルフールの嘘のつき方
エイプリルフールと言えば、嘘をついても良い日という認識があるのではないでしょうか。
嘘をつくというのは、良い気分のするものではありませんが、つき方が面白いものなどであれば、騙した方も騙された方も嫌な気分にならずに良いでしょう。
せっかくなら、しこりの残らないように楽しいイベントの一つと捉えて、楽しみましょう。
そもそもエイプリルフールの起源とは、どのようなものでしょうか。
もともとヨーロッパの新年を祝う日が4月付近で、ある王様がその新年の日を変えてしまった事から、発生したものです。
王への抗議として嘘の新年として、騒いでいたところ、王様に罰せられ、悲惨な状況を生んでしまい、その事件を忘れないために嘘の新年を祝うようになったところからきているようです。
そのような悲惨な過去だからこそ、盛大に楽しく祝っていたのであれば、現代もその風習に則って、楽しく祝うべきでしょう。
ではどのようなつき方が良いでしょうか。
例えば、ある男性がプロポーズをサプライズでこの日に行ったという話があります。
サプライズもある意味、騙す事ですが騙された方に、感動すら与える場合もあります。
またエイプリルフールには、4月1日で終わるのではなく、4月2日には、真実しか言ってはいけないという風習がある国もあります。
その日にプロポーズする方もいらっしゃるらしいです。
日本においては、芸能人の方がエイプリルフールに同じような話をブログに掲載し、真剣に騙すつもりではないようですが、ファンを楽しませたり、インターネットの発展により、世界中に驚きや感動を与える演出なども見る事ができます。
フラッシュモブなどは最近の良い例ではないでしょうか。
いきなりその辺を歩いていた人が次々と踊り出し、見ている方を楽しませる演出があります。
最近では、有名になってしまい、すぐにフラッシュモブだと分かってしまう方もいらっしゃるでしょうが、騙す事をお互いに楽しめる良い演出ではないでしょうか。
しかし認識を間違うと、ただ何でも許されるといった勘違いを生む事もあります。
特に若い世代では、残念な行為に及ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし良い風習として、後世にも残せるような形を作っていく必要があるのではないでしょうか。
若い世代への正しいあり方を大人が良い形で伝えていく事を、それぞれが意識すれば、今後日本でもさらに良い風習として、行っていけるのではないでしょうか。